ハイブリッドUV印刷

印刷後、UV照射により瞬間硬化させるので、非常に強靭な印刷皮膜が形成されます。それにより、擦れに強いため、重い絵柄でも傷が目立ちづらく、ファンシー系用紙でもインキが擦れて剥がれたり、他の紙に着いたりしにくくなります。場合によっては、汚れ防止のニスコーティングの必要性が無くなります。今までより強く押さえつけても印刷面と印刷面がくっつきにくくなりました。

印刷してしばらくすると色が変わってしまった事がありませんか？ これは、インキがゆっくり紙に浸透しながら乾燥するからです。しかし、このシステムは瞬間硬化による乾燥なので、印刷後ほとんど色の変化はありません。 ※長時間光を当てたり外気に曝された場合は変色致します。

黒や濃い配色の色ベタがある印刷物で、指紋による汚れや、こすれによる傷が気になったことはありませんか？
ハイブリッドUVシステムでは、油性印刷で必要なパウダーが不要となるため、PP加工時の粉落ちによるトラブルが軽減されます。また、革新的な乾燥システムにより印刷物の表面がなめらかで、指紋、汚れ、こすれによる傷に強くピンホールも付きにくい傾向があります。

・従来UVで発生していたオゾンを0に・CO₂排出を抑制（油性印刷に比べ45％、従来UVシステム比では75%削減）・再生紙を作り易いインキを使用・ランプ自体の発熱量が極めて少ないため、用紙の熱変形も抑えることができます。

有害である揮発性有機化合物がインキに含まれていないので、

・大気汚染の防止に貢献します。・インキ自体の匂いも抑えることができました。

大豆油、亜麻仁油など植物由来の油、及びそれらの廃油をリサイクルして作られたインキ。

・大気汚染の防止に貢献します。・紙とインキが分離しやすく再生が簡単です。・生分解性に優れ土に還りやすい。